壁サークル

はじめに

壁 Advent Calandar 2015の22日目です。 今日は宣伝するので途中は飛ばしてもいいから最後だけでも読んでください。

サークルとは

学園都市つくばの地下に埋まっている巨大なリングで内部を魔法石が這いずり回り錬金術のエネルギー源となっているKEKの加速器のことを別名サークルという、わけではなく......

コミックマーケット(以下コミケ)をはじめとした同人誌即売会などで本やグッズ、ゲームなどを制作・頒布(<- オタク用語)する集団のことをサークルといいます。


図1: コミケで頒布される同人誌のイメージ図(openclipartより引用)

壁サークルとは

壁サークルとは、サークルの中でも位が高く壁に登ることを許された者たちを言います。いわば殿上人です。 というのはうそで、人気があり多くの人手が予想されるため壁沿いに配置されたサークルのことです。


図2: 壁サークルの概念図

図2において外側の枠線が部屋の壁を示し、橙の四角が壁サークル、青の資格が一般サークル(別名「島」)を現します。 島では顧客は各サークルスペース(一般に長机で実装される)の間を縫うように移動しなければならないのに対し、 壁サークルではサークルスペースの前に広い空間が確保されています。


図3: 駐車場サークル(黒)とコミケの混乱の様子

図3には壁サークルのさらなる殿上人が描かれています。 壁の一部には外に出るための大きな扉があり、その扉の横に配置することでお客さんが外の広いスペースに並べるようになっているサークル(図中黒い四角)です。 図3にあるように外の一部は駐車場になっているため、駐車場に並ぶという意味で駐車場サークルと呼ばれたりもしますがあまり一般的ではないようです。

宣伝

ということで近年情報系のネタで同人誌を出すのがはやっているので(Java擬人化とかではなく普通に技術を書くのがはやり)、 なんと私も友達がマンガを売っている横に技術本を置いてもらうことになりました

仮想化技術を専門ではない人にもわかりやすく、しかしちゃんと実装まで踏み込んで説明します。 1日目(12月29日)東キ11b、サークル名「あいすまぐねっと」でお待ちしておりますのでぜひよろしくお願いいたします。 (コミケに来たことない方、当日の昼ぐらいにりんかい線国際展示場駅に来てもらえばあとは人波に乗れば自動的に到着します。)


図4: 「ライブマイグレーションの理論と実装」表紙